INTERVEW
一番気を付けていることは、「挨拶をすること」と、「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉を心を込めて言うことです。
本田 孝俊吏(ほんだ たかとし)
34歳 2013年入社
常務取締役
今の仕事の内容は?
客先との打合せや見積もり、営業や現場管理が6割ぐらいで、残り4割ぐらいが経営に関することをしています。
入社したきっかけは?
大学を留年して、その後、介護関係の仕事をしていたんですけど、給料が安くて、結婚をしたいって思っていたタイミングで、親から「うちに来い」と言われたのがきっかけになりましたね。でも元々は父親から「この会社にはいれさせん!」と言われていました。
小さい頃から会社の社員さんに可愛がってもらっていたので、やっぱりいずれは本田組に入りたいなと思っていたのはありました。それが24歳の時です。でも、入社してまずは職人の1人として働いたんですけど、それがめちゃくちゃ大変で、3回辞表を出しました(笑)。自分に技術の面でのセンスがないことを思い知らされました。将来的に会社を守っていかないといけないと思っている中で、現実は自分がなかなか成長できないという不安も感じていました。
今振り返ったら、現場の仕事をしてきて良かったと思います。その大変さを自分で経験しているので、今は心から社員のみんなに「ありがとう」「お疲れさまです。」と言えていると思います。
会社を経営することについてはどうですか?
元々学生時代から起業に関しては興味がありました。仮に本田組に入っていなくても、何か会社はしていたと思います。そして今、実際に経営に関わってみて楽しいです。課題が見つかる時もあるけど、社員と協力しながらなんとかやっています。普通の会社だと、どうしても上層部と社員の距離があると思いますけど、本田組は直接社員の声を聞きながらの経営なので、その距離感が近いことが楽しいですね。
経営的に一番気を付けていることは?
挨拶をすることと「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉を心を込めて言うことです。
この先5年後10年後を見据えながら、世代交代など今から準備していきたいですね。なので、今は我慢の時や課題を掘り出す時だと思っています。
10年後どんな会社にしたい?
今いる社員たちがどんどんリーダーになって、社員みんなを昇給できることが経営者として一番の望みです。
子供の頃に夢中だったことは?
カードゲームとかですね。ゲームもやってました。Nintendo64の世代ですね。バスケとかもしてましたけど、家で遊ぶことも多かったです。
友達はすごく多かったです。ヤンキーから大人しい友達まで、色んなグループに所属してましたね(笑)。
常務のコミュニケーション能力はどこで培われた?
小学生の頃、いじめられたこともあったし、いじめることもあったので、自然と相手の気持ちを考えるようになりました。人から嫌われるのが嫌になったので、色んな人を心から好きって感じるようになっていました。お爺ちゃんお婆ちゃんが一番好きです。
やりがいを感じることは?
客先から褒められたり、社員さんから「ありがとう!」とか言われたら、超うれしいですね。
この仕事に向いている人は?
好奇心や向上心がある人だと思います。そういう人はどんどん伸びていくと思うので。
今後の夢は?
100年企業です!自分が78歳の時です(笑)あと46年、その時の会社を見たいです。あと、自分なりに思っていることは、他県に支店を作ることです。
自分ののびしろは?
自分が伸びれば福岡ももっと伸びると思っているので、これからも頑張りたいです。自分たちの笑顔を増やすことや、やればやるほど給料になる会社にすること、それがまだまだ伸びる部分だと思います。「騙されたと思って本田組においで」(笑)
学生のみんなへメッセージを
建築業界は昔から3K(きつい・きたない・きけん)と言われてきましたけど、今はそういう時代ではなくなっています。もちろん仕事なので大変な部分はありますけど、それ以上に「楽しい」があると思います。「やってみらんと分からんばい!」とみんなに言いたいですね。
Kai Yatouji
Takahide Baba
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